新型コロナで中止となった第74回、第75回を飛ばし、3年振りの茨城県合唱祭は第76回。勝田混声合唱団もステージで歌うのはほぼ3年振りでした。常陸大宮市文化センター ロゼホールに集まった参加団体数は32団体と通常の約半数に減ってしまいましたが、久し振りに歌える事の喜びが、どのステージからも溢れ出ていました。

勝田混声合唱団は4ブロック中Bブロックの2番目(通しでは10番目)に、「7分で歌える西洋音楽史?」(徳永洋明 編曲)を、安はるみ指揮/清水美和ピアノで演奏しました。「7分で歌える西洋音楽史?」は、勝田混声が定期的にご指導頂いている合唱指揮者の清水敬一先生に選んで頂いた楽譜で、西洋音楽史を紐どき、皆さんのよく知っている作品を数珠つなぎにしたメドレーです。

講師の松原眞介先生の講評です。

「7分で歌える西洋音楽史という発想、すばらしいですね。大変ていねいに、きれいな響きの声で演奏していたと思います。また、メドレーということで、気持ちの切り換えが難しかったと思いますが、しっかりとできていたと思います。発声の面で少し深さと力強さが加われば、もっとよいと思います。女声と男声のハーモニーが、混声らしさが出ていて良かったと思います。楽しく聴かせて頂きました。」

発声が課題である事は当団員も自覚しているだけに、この講評を胸に、さらに一人一人が練習を重ね、来年はより良い歌声を届けられればと思います。

最後に、他の団体の演奏も可能な範囲で最後まで聞かせて頂き、楽しい一日を過ごす事ができました。コロナ禍がまだ収束しきれない状況下で、合唱祭を開催頂いた主催者の茨城県合唱連盟へ感謝いたします。 (事務局長 香田)